【小次郎講師流】移動平均線大循環分析 Session.48

       

皆さんこんにちは。

安倍晋三政権の支持率が急降下しています。
森友学園をめぐる財務省の決裁文書の書き換え問題や、自衛隊の日報問題、財務事務次官のセクハラ問題と、雨後の筍のごとく次から次へと支持率低下につながる問題が出てきていますね。
この週末に実施された国内報道4社の世論調査では、内閣支持率がいずれも30%台に急落し、不支持率が急上昇して逆転現象が起きているようです。

ところが、ロイターが行った4月企業調査によると、安倍晋三首相が自民党総裁に3選されることが望ましいとの回答が7割を超えたようです。
国民による政権への信頼は低下しているものの、企業にとっては政権安定によるアベノミクス継続が事業活動にプラスに働いているとの考えが勝っているからだそうです。
皆さんはこの結果をどう感じられますか。

今週の気になるチャートは、目線が変われば世の中の見方が変わるように、この動きをどう捉えるかでマーケットの見方が変わってきます。
では、そのチャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)

米国10年債利回り 日足    4月24日現在

上記のチャートは、「米国10年債利回り」の日足チャートです。
米国の財務省が発行する償還期間が10年の国債の利回りです。
経済大国である米国の国債は世界的に信用が高く、極めて高い流動性を有しており売買量も世界最大です。
世界各国のドル建て外貨準備の主要な投資先とされており、世界の長期金利の指標となっており、米国でも金融政策の先行指標としても使われています。
では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージとなっています。
第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期となります。
小次郎講師流に見れば、ステージが「1→2→3→2→1」の押し目買いになっており、直近高値を更新しているのが分かります。
再び帯が傾きを持って間隔が広がってくるのかどうかに注目で、短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

上記のチャートは米国の10年国債の利回りになりますが、ここで、国債と利回りの関係を確認しておきましょう。
国債の価格と利回りの関係は逆相関関係になっており、利回りが上昇すると国債価格は低下します。逆に、利回りが低下すると国債価格は上昇します。
わかり易く表現すると、利回りが低下しても人気がある国債は、価格が高くても欲しがる人がいて、人気のない国債は利回りが上昇しますが価格が低下していきます。

現在、米国10年債の利回りは上昇しており、節目の3%に迫ってきてまして、約4年ぶりの水準となっています。
ということは、国債価格は低下しているということです。
背景には原油高などのインフレ懸念や、財政支出拡大に伴う国債増発などがあげられます。
ここからの注目ポイントとしては、このまま節目の3%を突破してくるのかどうかという点になりそうですね。

このチャートをどう見るか?

米国10年債利回りの急上昇といえば、今年の雇用統計後のNYダウが2回、1000ドル超の急落に見舞われた2月相場が思い出されますが、今回の株式市場は落ち着きを見せています。
日米の金利差拡大という観点から、為替市場ではドル高円安が優勢となっており、円相場は1ドル108円台後半まで円安が進行しています。
株式市場は現状の金利上昇が嫌気されてはいますが、ショック売りが出るほどではないようです。
しかし、マーケットはいずれ3%を突破することを織り込んではいるようですが、利回りがもう一段急騰すればリスクが再燃するという見方もあるようです。
株式市場や為替市場など直近のマーケットは、この米国10年債利回りの動向がカギとなっています。

来週5月1日から2日には連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利の発表を控えています。
金利はマーケットの重要なファクターですので、米国10年債利回りの動きも見ていくようにしましょう。

 

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