インベスター俳優「瞬」の劇的!初心者講座 その10【マーチンゲール法】

       

皆様、お風邪など召されていないでしょうか?
僕は免疫をつける為に、時折敢えて少量のウイルスを摂取するよう心がけています。こう、文章にすると謎ですね 笑
小次郎講師が一番弟子、インベスター俳優の廣瀬瞬です。

さて、前回は投資における大事な要素「複利」の話をしましたが、
複利にもメリット・デメリットがあり、
使い方を誤ると逆に勝利が遠のくこともあるということを
お話させてもらいました。

つまるところ、投資において必勝法なんてものは存在しないのです。
あったら損する人なんていません。

そんな中で投資をする上で必勝法と謳われることの多い、この単語、皆さんご存知でしょうか?

「マーチンゲール法」

いえ、投資に限らず、賭け事の世界全般で有名な(悪名高い?)必勝法、
「マーチンゲール法」。

本日は投資入門の方に向けて、このちょっと怖くて不思議なお話をさせて頂こうと思います。

マーチンゲール徹底解剖

仕組みは至極簡単です。

1万円から始められる勝負があったとして

1万円負けたら、次は投資金額を倍にする。

負けたらまた倍額賭けて勝負する。

買ったらまた最初の金額に戻す。

つまり負けたら掛け金額を2倍、4倍、8倍…と、負けるたびに「倍プッシュ」していくわけです。
(あの有名な『賭博黙示録カ○ジ』のよう…)

丁半博打やルーレットの赤黒のように確率50%の勝負で(ただし0や00は除く)
勝てば2倍バック、負けたら没収だとしたら、
この負けて賭け金を増やしていく間に1度でも勝てれば、
負けた分全て取り返してかつ若干プラスの計算になる、
といった寸法です。

例)
1万→負け -1万
2万→負け -2万(計-3万)
4万→負け -4万(計-7万)
8万→勝ち +16万(計+1万)
[内訳:-7万(今までの負け)-8万(今回の賭け分)+16万(今回の勝ち分)=+1万]

確かにその通りですよね。
理論で言えば、これなら“負けることのない”一見必勝法のようにも見えます。

ですが!
この方法には、とんでもない落とし穴があるのです!!

一見完璧なこの「マーチンゲール法」。
どこに落とし穴が潜んでいるか、皆さん気づきましたか…?

 

もう一度冷静に考えてみましょう。
仮に10回連続で負けようと、11回目で勝てば負け分全部取り返せてプラスにもなるのだから、
下の表にあるように、勝率50%の勝負で10回連続で負ける確率は1/2の10乗なので、0.097%。
約1/1000。
この確率の低さがマーチンゲール法の表向きのメリットであり、かつ見えざる罠でもあるのです。

「1/1000を運悪く引き当てるなんてそうそうそんなことないでしょ」と。
まぁ確かにそうですよね普通に考えれば。

ですが、これを盲信していると、とんでもないことになります…!
特に投資においては…

 

落とし穴①

確率50%の勝負はほとんど存在しない

カジノでも勝率50%の勝負なんてものはほとんどなく、ルーレットの赤黒賭けですら、実際には0や00があるので、勝率は50%を下回ります。
場代や胴元の取り分が絶対にありますから。
そして投資に関して言えば、トレードをするにあたって絶対にかかる必要経費が「手数料」。
「株式の手数料は分かるけど、FXは手数料無料の会社がほとんどじゃない?」と思ったそこのあなた。

FXではスプレッド、ズバリ売りと買いの価格差が手数料なのです。

取り扱い業者さんに既に手数料、つまり「場代」を払っている時点で損失を出しているので、勝つ為にはそれを取り戻すところまで勝たなければならないのです。仮に1勝1敗で同額勝って負けても、手数料が毎回引かれているので、結局はマイナス収支になります。
マーチンゲール法は勝率50%でなくとも成立しますが、この経費がかかればかかるほど、勝つ条件はより厳しいものとなります。

 

落とし穴②

投資は勝率50%の勝負ですらない

「上がるか下がるかを当てるわけだから、50:50の勝負でしょ?」
そう思ってる方。とても危険です。
以前「二択なんだから子供に適当にボタン押させても、投資は50%勝てるはずなんだ」と本気で言ってる方がいて、
私、戦慄したことを覚えています。

今後上がるか下がるか、という点に関しては確かに50:50ですが、
どこでエントリーする、どれだけ利益が出たら手じまう、ロスカットはいくら、配当はどのくらいか、金利差で出るマイナスはいくらか、どれだけの取引量で売買する…
など基本的なことを考えただけでも、勝負の方法はその都度変わります。
例えば
1回目買いで入って利益+1000円、2回目買いで入ってロスカット −2000円、3回目少し取引量を増やして売ったら急騰し−5000円で塩漬け
etc

このようなことを繰り返していくトレードが果たして最終決算したら50:50の収支になるでしょうか…?

ルールをいかに厳密に決めても、投資で狙った損益をブレずに百発百中出すのは至難の技です。

 

落とし穴③

資金が足りなくなる&勝てても割に合わない

これが最も致命的な欠陥、そして盲点。
仮に5連敗したとしましょう。
確率的には低い話ですが、決してありえないわけじゃありません。

その時、次の6度目の勝負にベットする金額は、元の賭け金のおよそ32倍。
投資で言えば、初期投資10万程だったら320万。
しかもそれまでに負けて払っている損失も何百万とあるにもかかわらず、ですよ。(マーチンゲール法を用いて全額飲まれていたら、それまでの損失は310万。)
初期にかけられる金額10万円の投資家が、そんなに資金が続くものでしょうか?

はい、と答える方→そんなに潤沢な資金を持ってますか?数千万円以上なければこの方法だと続きません。それで勝っても10万円って、持っている資産に対して投資のリターンとしては些少と言えます。

いいえ、なら少ない額でやれば良いのでは?と答える方→リスクを抑えて1回1万の小額投資としましょう。それなら例え6回目でもベットする金額は32万です。払えない金額ではない。でも次勝ったとしても+1万ですよ?数十万を常にリスクに晒して得られる成果がそれだけって、それで勝ったと、勝ち続けられていると言えるのでしょうか?

粘って粘って勝つまでやる、これを10回繰り返したとしても、得られる収益は一番始めの掛け金×10。全然割に合いませんよね。しかも途中で資金が足りなくなり倍掛けが出来なくなったら、その時点で多額の負債を抱えたままドロップアウトするしかないのです!

マーチンゲールの結論

以上の3点の理由により、この方法“まやかし”なんです。
元々は変わり者が多いと言われるフランスのマーティギューという地方があって、
そこの出身者がギャンブルでこの方法を好んで使ったことに由来してると言われる「マーチンゲール法」。
仮にこの方法で偶然美味しい思いをしたとしても、
それが長続きすることはまずないでしょう。
(でも、本当にこの罠に気づかずマーチンゲール法を錦の御旗のように掲げてトレードをしているFX投資家の方が実際にいらっしゃったので、私またもや戦慄いたしました…)

やはり賭け事に必勝法はないんですね。(イカサマする以外)
だからこそ投資をギャンブルにしてはいけないのです。

ではどうすればいいのか?

答えは一つ。ギャンブル的に投資をするのではなく、きちんと勉強して「確率のビジネス」にしていくべし。
小次郎講師の「投資は大数の法則に基づいた確率のビジネス」論、僕もその通りだと思います。

100%のない世界だからこそ、少しでもエッジのある局面、言い換えれば過去のパターン分析から導き出される確率的に有利な場面で、資金管理を徹底して仕掛けていく。確率的に低い方のことが起きたら潔く損切りする。でもトータルで見れば勝てている。

これが勝つために必要な考え方です。

この好循環を実感するためにも、耳触りだけで実体の無い虚像の「必勝法」を追い求めるのは辞めにして、
“投資において勝つ”ことの本質を考え、実直に実直に学んでいきましょう。

 

インベスター俳優「瞬」

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