ななみんの注目経済指標!「米消費者物価指数」篇

       

みなさんこんにちは。ななみんことFX女優の野中ななみです!
9月に入り急に涼しくなって来ましたね。肌寒くなったかと思ったらまたムシムシして、体調管理が難しい今日この頃。暖かくして、休養を取って元気に過ごしましょう♪

 

消費者物価指数とは

今日のテーマは、米・消費者物価指数です!
気がつけば今回もまたアメリカの経済指標ですね。世界中で色々な経済指標が発表されているけどやっぱり注目度が高いのは世界経済の中心であるアメリカの指標。
経済は『アメリカがくしゃみをすると世界が風邪を引く』と中学生の時に習ったのが思い出されます。

ということで、消費者物価指数とは何かというお話に入っていきましょう!

消費者物価指数は、アメリカの労働省労働統計局が毎月15日前後に発表する指標で、インフレの最重要指標と言われている注目度の高い指標です。

 

インフレ・デフレとは?

よく出てくる言葉だけど、ちゃんと理解しているかと聞かれると不安な『インフレ・デフレ』。

まずインフレは略さずにいうとインフレーションで、簡単にいうと物やサービスの値段が上がっていくことを言います。
自動販売機で100円で売られていた飲み物が120円に値上がりしたり、郵便はがきが52円から62円に値上がりしたように、物価が上がることを指します。

インフレ=景気が良くなっているというイメージもありますが、急激なインフレには危険な一面もあります。
物価が上がりすぎてバブル崩壊のときように一気にはじけてしまったり、ジンバブエという国では1年間で物価が200万倍以上になったことも。200万倍ということは、100円で買えたパンが1年後に2億円になってしまう計算ですからね。恐ろしいです。
そして物価の上昇に伴って起きていることがもう一つあります。それはお金の価値が下がることです。
ジンバブエを例に考えてみると、100円でパンが1つ買えた状態から2億円出さないと同じパンが買えなくなったということは、パンの価値は変わっていないのでそれだけお金の価値が下がったということになるのです。

物価が上昇していることとお金の価値が下がっているということはイコールの関係にある訳です。

 

続いてデフレは、デフレーションの略で、簡単にいうと物やサービスの値段が下がっていくことを言います。
インフレの逆ですね。
200円のハンバーガーが100円で買えるようになったり、3000円した服が1000円で買えるようになったりすることを指します。

デフレ=不景気というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
物が安くなると嬉しいような気もしますが、安く買えるということは販売する企業も得られるお金が少なくなるということなので、働く人の給料も安くなってしまうのです。
給料が減ると使えるお金は少なくなってお財布の紐は堅くなります。そうすると高い物は売れないので物の値段が更に下がったり外国で作った方が安く済むからという理由で企業が仕事を海外に発注したりして国内の雇用が減り、国内で仕事に就けない人が増えたりします。負の連鎖ですね。

そしてデフレにはお金の価値が上がっているという意味もあります。インフレの逆ですね。
200円のバーガーが100円で買えるようになったということは、この場合はお金の価値は2倍になっているのです。

インフレもデフレも進みすぎると経済が上手く回りません。その為各国はインフレ・デフレが進みすぎないように金融引き締めや金融緩和を行って、ちょうど良い状態を保とうとしているのです。
調整する為にはまずは現状把握が大事!ということで注目されているのが消費者物価指数なのです^^

 

重要なのはコア指数

英語ではCPI(=Consumer Price Index)と言います。
消費者、価格、指数。日本語に直訳しただけですね^^;

都市地域に住む一般消費者世帯を対象に、よく購入される商品やサービスの項目を固定して、それに費やされる費用が物価の変動によってどう変化するかを数値化した物です。
前月と比較した数字前年の同じ月と比較した数字がパーセンテージで発表されます。
項目は、食品・住宅・アパレル・医療費・教育費など沢山ありますが、食品とエネルギーを除いた、コア指数の動きが特に重要視されています。

何故、生活に欠かせないはずの食品とエネルギーは除外されるのでしょうか?
それは、食品は天候等の要因で価格が変動しやすいため。エネルギー(ガソリン・電気代等)は国内の状況より海外の要因で変動する原油価格の影響を直接受けるためです。
一時的な変動、外部要因での変動を除いた方が国内の物価の状況は分かりやすいんですね。

例えば、コア指数の前月比が5%だったとすると、食品とエネルギーを除いた項目を購入するために掛かった費用が先月に比べて5%増えている=物価が5%上昇している=インフレの傾向にあるということになります。
逆に-2%などマイナスの月は、掛かった費用が先月に比べて2%減っている=物価が2%下落している=デフレの傾向にあるということになります。

経済指標は、予想と結果のギャップが非常に重要なので、同じ『前月比-2%』でも、事前予想で-3%が出ていた時と事前予想が5%等良い数字だった時では市場の反応は全く違います。
元々悪い事前予想であれば「思ったよりも悪くなかった!」ということで数字自体はマイナスでもドルが買われる要因になル事もありますし、その逆に数字自体は良くても事前予想がそれを上回る良い数字だと「思ったよりアメリカ経済は強くないのかな」とドルが売られる要因になることももあるのです。

発表後の値動き

ここではコア指数に注目したいと思います。
次回の発表は9月14日で、事前予想は前月比0.2%、前年比1.6%となっていますが直近数ヶ月の数値はどうなっているでしょうか。
直近の結果と発表直後の米ドル円の値動きを見てみましょう!

1分足だと6月まで遡れなかったため、今回のチャートは全部15分足です。

・2017年6月14日発表
前月比・・・予想 0.2%→結果 0.1%、前回 0.1%
前年比・・・予想 1.9%→結果 1.7%、前回 1.9%

前月比は予想より0.1%前年比は0.2%下回ったことにより、110円40銭辺りまで上昇しかけていた価格は一気に1円近く下がりました。アメリカの経済が不安視されたのでしょうか。その後は下げ幅の約半値戻すという一番王道パターンの値動きで、109円60銭辺りでの小動きになりました。利上げが注目されていたFOMCの直前だったということで様子見ムードだったのかもしれません。

大陰線・大陽線が出た時の小次郎講師の対応法は、大陰線なら最安値に逆指値売り注文を、大陽線なら最高値に逆指値買い注文を入れてそれ以上の値動きがあった時に流れに乗るという方法がありますが、指標発表直後のトレードを推奨しているわけではないので注意も必要です。
今回の値動きで見てみると、発表直後の大陰線の安値の109.554円に逆指値売り注文を入れて短期移動平均線が中期移動平均線とゴールデンクロスする109.350円辺りまで持っておけば約20pipsの利益が取れましたが、それは過去のチャートを今振り返るからこそ言えることですし、この時は消費者物価指数の発表直後だということに加えて利上げが行われる可能性が非常に高いと言われていたFOMCの直前でしたのでトレードは控えておいた方が良いでしょう。

重要な経済指標や金利に関わる発表があるときには価格が急騰・急落しやすく、ギャンブル性の高いトレードになってしまうので、そういうときには事前に手じまい、発表後に方向感が掴める値動きになってから仕掛けましょうというところまでが小次郎講師の教えです^^

・2017年7月14日発表
前月比・・・予想 0.2%→結果 0.1%、前回 0.1%
前年比・・・予想 1.7%→結果 1.7%、前回 1.7%

前年比は予想と変わらず、前月比は予想よりも-0.1%という結果でした。
-0.1%のギャップでもこんなに一気に価格が変動するんですね!!驚きです。
この月は同時に発表された『小売売上高』という指標が0.2%予想に対し結果が-0.2%と悪かったのでそれも影響したと考えられそうです。

大陰線が出た後、下げ幅の3分の1ほど戻して、その後は112円50銭前後で小動きをしています。この時は大陰線の安値に逆指値売り注文を入れていても利益には繋がらないチャートですね。

 

・2017年8月11日発表
前月比・・・予想 0.2%→結果 0.1%、前回 0.1%
前年比・・・予想 1.7%→結果 1.7%、前回 1.7%

7月と同じように、前月比のみ-0.1%という結果でしたが7月とは少し違う値動きを見せました。大陰線が出た後長い下ひげが出ているとうことは買い勢力が勢いづき、その後長い上ひげが出ているということは一旦価格は109円40銭近くまで上がりその後売り勢力に押し戻されたということが分かります。
売り勢力と買い勢力が激しく戦った軌跡がチャートに残されているのです。

こうして並べてみると、昨年の同じ時期よりも物価が1〜2%上昇しているんですね。
今年度はすでに2回利上げが行われているということはアメリカの経済が安定しているということなので、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、こうしてデータを並べてみて改めて実感しました。

消費者物価指数はインフレの最重要指標と言われていますが、同時に『経済の体温計』とも言われています。
熱はないかどうか、熱があるならどのような処置をしたら良いかを決める重要なこの指標は毎月15日前後に発表されます。
次回の発表は9月14日の21時30分!注目して参りましょう。

 

今後の注目経済指標

9月13日 英・失業率 / 英・失業保険申請件数
9月14日 英中銀(BOE) 政策金利発表、
米・消費者物価指数(コア)、米・新規失業保険申請件数
9月15日 米・小売売上高(前月比) / 米・小売売上高(除自動車)、
米・設備稼働率、米・鉱工業生産、米・ミシガン大学消費者信頼感指数

 

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