ライター「S」の気になるチャートSession.11 〜小次郎流”移動平均線大循環分析”的観点〜

       

皆さん、今週の11日は「山の日」ですね。
2016年1月1日に施行された祝日で、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としているそうです。
しかし、山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではないようです。
今月は「夏」をテーマに見ていますが、第二弾として日本の夏の風物詩である「花火」を取り上げてみます。花火は火薬と金属を混ぜて、その配合により音や色、形状を演出します。今週の「S」の気になるチャートとして、花火に使う火薬のメーカーに焦点を当ててみていこうと思います。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)

デュポン 週足チャート       8月9日現在

花火の起源は諸説あるそうですが、古代中国の狼煙がルーツとされ火薬の発達とともに、花火が誕生したといわれています。日本では戦国時代には鉄砲や火薬と共に観賞用として花火が大陸から持ち込まれたとされています。火薬も観賞用として平和利用されればよいのですが、歴史的に見ても常に軍需用としての発達を伴って進化してきているのが残念です。戦争のない平和な世界になることを希望しますが、まだまだ課題が山積しています。
いずれにせよ、火薬の発達は化学会社を成長させました。世界的に有名な会社としては米国の「デュポン」があります。タバコを吸われる方はライターをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、化学会社「デュポン」のチャートを見てみましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージはステージ1となっています。ステージ1は移動平均線大循環分析では安定上昇期となります。NYダウは9営業日連続で最高値を更新していましたが、昨日は反落となりました。ダウ工業株30種平均銘柄にも入っている「デュポン」は短期移動平均線が下向きとなってきています。NYダウの動向にも影響を与える「デュポン」ですので株価を確りと「CHECK」していきましょう。

ズバリ!注目点

「デュポン」は黒色火薬工場としてスタートし、品質が粗悪であった黒色火薬の品質を高めることでアメリカ政府の信頼を勝ち取り、南北戦争で巨利を上げ、第一次、第二次世界大戦で火薬や弾薬を提供しました。軍需産業としての側面もありますが、化学会社として月面着陸したアポロ計画の成功にも寄与した会社としても有名です。
2015年には「ダウケミカル」社との合併を発表し、世界一位の化学会社が誕生すると注目を集めましたが、現在その計画が作成中となっています。両者の動きにも注目が集まっています。

「S」の目線

「デュポン」の株価に合わせて、赤色の折れ線で日本の化学メーカーのトップである「三菱ケミカルホールディングス」を載せています。
ご覧のようにアベノミクス相場で大きく上昇しましたが、昨年はその反動で大きく下がりましたが、昨年の後半から一気に上昇しアベノミクス相場の高値を更新してきています。最近の北朝鮮や中東の問題などによって「化学」が軍需産業として発展するのではなく、平和利用によって世の中が便利で過ごしやすい社会になることに期待します。「原子力」の技術力と平和利用の共存の難しさなど社会が抱える構造的矛盾は直ぐにはなくならないとは思いますが、「化学」の行方に「目線」を向けることで、世界平和と技術革新の共栄を意識することにつながるのではないでしょうか。

(ライター「S」)

 

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